この文書は、xoBlos コントローラ、および xoBlos クライアントの、v1.8 より前のバージョンからのアップグレードについて記述します。
v1.8以前とv1.8以降では、システム要件が次のように変わりました。
バージョン | v1.7.x | v1.8 |
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OS | マイクロソフトの製品ライフサイクルにおいて、サポート期間内である 日本語版 Windows OS ※ マイクロソフト ライフサイクル情報検索ページ 2023年10月以降にサポート有効なOS例 Windows 10 Version 21H2(Enterprise/Education版のみ) Windows 10 Version 22H2 Windows 11 Version 21H2(Enterprise/Education版のみ) Windows 11 Version 22H2 Windows Server 2016 Windows Server 2019 Windows Server 2022 |
変更なし |
CPU | OSのシステム要件を満たす、2コア以上のCPU ビジネス用途で快適に動作するもの(例:Corei5, Ryzen5 など) |
変更なし |
メモリ | OSが安定稼働した状態で、空きメモリ領域が最小500MB以上、2GB以上を推奨 (例:Windows11 環境なら 8GB程度。ただし、他のアプリケーションの使用状況や、xoBlosで取り扱うデータの量や処理の内容によって変動します。) |
変更なし |
ストレージ | 100GB 以上の空き容量 ただし、他のアプリケーションの使用状況や、xoBlosで取り扱うデータの量や処理の内容によって変動します。 |
変更なし |
ネットワーク | ライセンス認証、ヘルプコンテンツの参照のため、インターネット接続可能であることを推奨 | 変更なし |
必要ソフトウェア | .NET Framework 3.5 sp1 | .NET Framework 4.6.2 以降 |
必要ソフトウェア | xoBlosの一部の処理(Excelからのデータ抽出、Excel表の生成)は、Excel シートに設定を記述します。このため、マイクロソフトの製品ライフサイクルにおいて、サポート期間内である Microsoft Office(Excel) が必要です。 2023年10月以降にサポート有効な Office(Excel)例 Excel 2016 Excel 2019 Excel 2021 Office 365 |
変更なし |
バージョン | v1.7.x | v1.8 |
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OS | マイクロソフトの製品ライフサイクルにおいて、サポート期間内である 日本語版 Windows 64bit OS ※ マイクロソフト ライフサイクル情報検索ページ 2023年10月以降にサポート有効なOS例 Windows 10 Version 21H2(Enterprise/Education版のみ) Windows 10 Version 22H2 Windows 11 Version 21H2(Enterprise/Education版のみ) Windows 11 Version 22H2 Windows Server 2016 Windows Server 2019 Windows Server 2022 webアプリケーション corabo をご利用の場合は、Windows Server を推奨します。Windows 11 等の Server でないOSの場合は、Webアプリケーションを利用できるユーザー数は最大で10となります。 |
変更なし |
CPU | OSのシステム要件を満たす、4コア以上のCPUを推奨 | 変更なし |
メモリ | OS、SQL Server が安定稼働している状態で、空きメモリ領域が最小1GB以上、3GB以上を推奨 | 変更なし |
ストレージ | 100GB 以上の空き容量 ただし、他のアプリケーションの使用状況や、xoBlosで取り扱うデータの量や処理の内容によって変動します。 |
変更なし |
ネットワーク | Webアプリケーション corabo をご利用の場合、Webブラウザを実行するPCから接続可能である事。 | 変更なし |
必要ソフトウェア | .NET Framework 3.5 sp1 および、 .NET Framework 4.6.2 以降 | .NET Framework 4.6.2 以降 |
必要ソフトウェア | Internet Information Service(OSに同梱。OSの役割の追加で webサーバー機能を有効化) | 変更なし |
必要ソフトウェア | Microsoft SQL Server(Express Edition以上) マイクロソフトの製品ライフサイクルにおいて、サポート期間内である Microsoft SQL Server 2023年10月以降にサポート有効な SQL Server 例 SQL Server 2014 (2024/07/09 で終了) SQL Server 2016 SQL Server 2017 SQL Server 2019 SQL Server 2022 |
変更なし |
必要ソフトウェア | Microsoft Excel の必要性について xoBlos は自身にExcelデータを読み書きできる機能を搭載しているので、Microsoft Excel を使用することなく、Excel ファイルを高速に読み書きすることができます。しかし、一部 Excel の機能に非対応であるため、
Excel の使用/不使用は、xoBlos の処理単位に切り替えることが可能です。 Excel を使用する場合には、稼働環境にインストールが必要です。 |
変更なし |
2023年10月時点で、マイクロソフトの製品ライフサイクルにおいて、サポート期間内である Windows OS 毎の、.NET Framework の装備状況は以下の通りです。 以下の表から、xoBlos v1.8 で必要な .NET Framework 4.6.2 以降は、どのOSでも既定でインストール済みであり、あえての導入は不要といえます。
OS | 既定でインストールされている .NET Framework |
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Windows 10 Version 21H2 | .NET Framework 4.8 |
Windows 10 Version 22H2 | .NET Framework 4.8.1 |
Windows 11 Version 21H2 | .NET Framework 4.8 |
Windows 11 Version 22H2 | .NET Framework 4.8.1 |
Windows Server 2016 | .NET Framework 4.6.2 |
Windows Server 2019 | .NET Framework 4.7.2 |
Windows Server 2022 | .NET Framework 4.8 |
※ 導入されている.NET Framework のバージョンを詳しく確認するには、次のマイクロソフトのページに情報があります。
インストールされている .NET Framework バージョンを確認する
xoBlosクライアントのみをご利用の場合は、以下を確認ください。
xoBlosコントローラをご利用の場合は、以下を確認ください。
さらに、web アプリケーション corabo をご利用の場合は、機能拡張ページ(標準機能に加え、専用に開発したページ)を使用していないことをご確認ください。機能拡張ページを使用しているか、は、corabo のシステム管理者によって、各ページのページ設定から確認できます。このページは xoBlos の開発元によってお客様の要件に応じて専用開発されたもので、アップグレードの際には、再度新しいバージョンの corabo に対して、移植開発が必要になります。
xoBlosコントローラの場合、アップグレードの詳細はマニュアル:導入管理ガイドに記載しています。大きな流れでは、
となります。